時価総額とは何ですか?

更新日 2026-07-17

時価総額とは、株式市場が企業につける総価値のことで、株価に発行済み株式数を掛けたものです。1株50ドルの株を1,000万株発行する企業の時価総額は5億ドルです。今日の株価で会社全体がいくらの価値かを表します。

時価総額が重要なのは、株価だけではわからない企業の実際の大きさを教えてくれるからです。株式数によっては、500ドルの株が10ドルの株より小さい企業のこともあります。投資家は時価総額を使って規模の異なる企業を比べ、小型・中型・大型・超大型に分類します。各グループはおおむね違う動きをします。

規模は、リスクと成長余地のおおよその目安です。大きな企業はたいてい確立していて安定的で、小さな企業は速く成長しうる一方で値動きも激しくなりがちです。時価総額は企業価値(EV)の出発点でもあります。企業価値は時価総額に負債を足し、現金を引いて、事業全体を取得するのにいくらかかるかを見積もります。

よくある時価総額の区分
区分 おおよその範囲
小型 約20億ドル未満
中型 約20億-100億ドル
大型 約100億-2,000億ドル
超大型 約2,000億ドル超

よくある質問

時価総額は企業の価値と同じですか?

時価総額は現在の価格での株主資本、つまり株式の価値です。事業を取得するのにかかる額をより完全に表す指標は企業価値(EV)で、取得側が企業の負債も引き受けるため、時価総額に純負債を足したものです。

株価が低ければ企業は割安ということですか?

いいえ。1株あたりの価格は株式数によって変わるため、それ自体では規模や価値について何も語りません。企業が割安か割高かは、時価総額や株価収益率(PER)などの指標の方がはるかによく示します。